フリーターは「社会のクズ」なのでしょうか?
あなた自身も、「フリーターってクズなのかな…?」と感じているからこそ、今この記事を読んでいるのでしょう。
まず、私の考えを述べます。
フリーターは、社会のクズではありません。
クズではありませんが、社会のイメージを崩す人ではあります。
つまり、フリーターをしているあなた自身はクズではないが、フリーターは世間から「クズだと思われる存在」であるということです。
逆にいうと、フリーターでなくなればクズではなくなります。
例えあなたが今フリーターで、周りからクズだと思われていても、誰でもフリーターから脱出できる事を忘れてはいけません。
自分=クズではなく、「フリーター=クズだと思われる」という意識が大切です。
どうせ同じ人生を送るのならば、フリーターから抜け出して、有意義な人生を送りましょう。
「クズ」だなんて悩む必要は、ありません。
フリーターは社会のクズだと悩んでいる人へ伝えたいこと
フリーターは社会のクズだと悩んでいる人がいるなら、私はこう言いたいです。
確かにフリーターは社会のクズだと思われています。
しかしそこに甘んじていないで、努力してそこから這い上がって欲しい…私は心からそう考えています。
その努力は決して無駄にはなりません。
確かに今あなたはフリーターという立場です。
心無い周りの人から「クズ」だと思われているかもしれません。
しかし、そこから立ち直って正社員になって立派に人生を謳歌している人がたくさんいるのです。
ですから、そういう人たちにならって、あなた自分も努力して人生をこじあけてみてください。
人生に遅いと言う事はありません。
何歳からでもチャレンジできます。
強い気持ちで這い上がりましょう。
フリーターが社会のクズだと感じてしまう理由とは?
フリーターが社会のクズだと感じてしまう理由は、社会全体がなんとなくギスギスしているからです。
他人を蹴落としたり批判しないと生きていけない流れがあり、フリーターはまず最初にバッシングされる対象です。
もしかしたら、日本の労働者のカースト制度で最下位がフリーターではないかという気もしています。
しかし、コンビニや飲食店などのサービス業はフリーターがいないと成り立ちません。
フリーターは社会のクズと決めつけている人は、フリーターがいなくなったら生活できなくなってしまいます。
ですから、フリーターであることで必要以上に落ち込むことはありません。
社会に役立つ働きをしているのですから。
とはいえ、自分自身にとって「フリーター」という働き方が適切なのかは、真剣に検討してみるべきです。
自分の思う”ありたい姿”と現状がかけ離れているのであれば、今後”ありたい自分”に近付くために何が必要なのか、何をすべきなのか、を考え行動することが必要になるでしょう。
一度きりの人生ですので恥を捨て、何でも挑戦してください。
年齢や性別は関係ありません。
今からでも、十分間に合うのです。
フリーターは本当に社会のクズなの?
フリーターは本当に社会のクズなのでしょうか?
ここで、今一度しっかり考えてみましょう。
1.フリーターがいないと社会が回らない
フリーターの人口は社会人口の3人に1人と言われていた頃もありました。
もはやフリーターが居なくなると日本社会は回りません。
フリーターがいなくなれば、フリーターに頼りがちな製造や生産系の職場は軒並みストップする事になるでしょう。
アマゾンなどの配送や郵便配達の業務も、今は期間社員と言う名のフリーター業務に置き換わって来ているので配送業もストップしまいます。
このような背景から、フリーターをクズ呼ばわりする社会の方が、矛盾に満ちているといえるのです。
2.フリーターは社会のクズではない
冒頭でも述べましたが、私はフリーターは社会のクズではないと思っています。
ハッキリ言いますが、あなたが自分のやりたいことに自信を持ってその作業をしていると言うのなら、クズどころかその辺の正社員より勝っています。
フリーターは「社会のクズ」と決めてしまって、ろくに保障もしない社会全体の動きが「クズ」なのではないでしょうか。
十年くらい前に流行った本で、とあるテーマパークはほとんどの従業員がアルバイトであるにも関わらず最高のおもてなしができる秘密といった内容のものがありました。
確かにその本を読んでみて、指導の内容としては立派だと思いました。
しかし、ならばどうしてほとんどの従業員を正社員ではなくアルバイトのままなのでしょうか。
そのテーマパークのアルバイト説明会は年に数回開催されていますが、毎回人気だそうです。
フリーターは、いくらでも代わりがいるということです。
部品のように使われたらあっけなく捨てられてしまう運命にあります。
フリーターはクズではありませんが、企業から見れば、フリーターは使い捨てにできる部品のひとつでしかないのです。
そのようなフリーターを続けるか続けないか、今一度よく考えてみるべきでしょう。
3.フリーターは社会のクズではないが「負け組」
フリーターは、「社会のクズ」ではありません。
そもそも、社会にとって必要な存在です。
今フリーターがいなくなったとしたら、成り立たない会社も多いでしょう。
ただ、人間に勝ち組と負け組がいるとしたら、フリーターは明らかに負け組だと断定できます。
何故ならば、一般的な社会人は、休日の日以外は何のやりたい事があっても、犠牲にして仕事をしているからです。
出勤時間に間に合うように、朝早くから、夜は勤務終了まで身を粉にして働いています。
フリーターは、好きな時に好きな事をしている人が多いでしょう。
社会の為に犠牲にしている社会人と、フリーターとを一緒には出来ないと思う人がいるのも当然のことなのです。
フリーターは、社会性のなさが際立っています。
社会的に認められていないフリーターというものにいつまでも甘んじているのは、社会のクズと言われても仕方がないのかもしれません。
目指す夢がある、職に就くことができないor向かない等理由は様々ですし、それは自己を尊重した結果であり甘えではないでしょう。
現社会では働き方や生き方が多様化しておりますし、生きる上で最低限の金額を得ることができ、他人に大きな迷惑をかけさえしなければ問題はないともいえます。
それでも、やはり自立したいなら、フリーターではなくちゃんと正社員として働いていくべきです。
その方が社会貢献もできるし、収入も上がって安定した生活が送れます。
フリーターではいつまでたっても半人前です。
早く正社員になって「社会のクズ」と思われてしまう段階から脱出しましょう。
フリーターから脱出するために必要なこと(私の体験談)
あなたがフリーターから抜け出したいならば、自分以外のフリーターを観察してみるのが一番でしょう。
社会人とフリーターの違いは、一目瞭然、見た目です。
話言葉さえも社会人に劣る事があります。
きちんとした服装をする事が一番大事です。
そして、最低限の社会にでる為の知識が必要になります。
色んな社会のニュースを見たり、自分の好きな事ばかりしないで、他人と会話を合わせる努力をするべきです。
私は、朝からスーツを着て、職業安定所(ハローワーク)へ通いました。
また、フリーターから脱出するため、アルバイトを続けながら求人サイトに登録しました。
求人サイトはハローワークよりもたくさんの求人が載っていて条件が良いことも多いです。
インターネットの使える環境にある人ならば求人サイトを使うことを絶対にお勧めします。
応募書類の書き方の本は図書館で読んで必要なページだけをコピーして節約しました。
履歴書はパソコンで作りました。
私の経験上ですが、理由もなく手書きの履歴書を求めてくる会社はかなりの確率でブラック企業です。
正社員になりたい気持ちはありますが、ブラック企業は嫌なので切り捨てることも勇気でしょう。
私の場合、必ず1日一回は、職を探す努力をしました。
私がフリーターから脱出するためにしたことといえば、“真剣な就職活動”です。
「本気で正社員になる!」と決めることが大事だと感じます。
様々な会社に履歴書送り、努力をアピールし、資格も取得するなどしてすごく頑張りました。
転職サイトやフリーターの就職を応援する就活用サイトに登録したり、周囲の人間に就職先を探している旨を相談しました。
面接練習を重ね、自己PRも練りこみましたね。
その結果フリーターから見事脱出して、とある会社の正社員として採用されることが決定いたしました。
これは本当に嬉しかったですね。
資格取得では役に立ちそうな資格を取得し、本当に努力しました。
それによって正社員になると言うことが可能になったので、その努力は決して無駄ではなかった、そう考えています。
結果としてフリーター向けの就職エージェントの紹介で現会社に就職が確定しましたが、探している最中は自分自身が続けられそうなものに関して知ることが一番大切だと感じました。
就職と関係が無く思えても、全ての事柄に経済の流れがあります。
自分に一番身近であるものを知るなど、観察眼を養いましょう。
自分についてよく知って、興味があること、続けられそうなことを重視し就職活動をおこなってみてください。
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